学生A。

読書が大好きな大学二年。

ダイエット中の「ドカ食い」について科学的に分析してみた学者がおられます。

どうも、学生Aです!

 

メンタリストDaiGoお勧め、ロイバウマイスターの「WILLPOWER 意志力の科学」のダイエットのパートに面白い話題があったので、今回はそれについて考察したいと思います。

 

第10章 ダイエットせずに減量を成功させる より。

 

WILLPOWER 意志力の科学

 

1. 意志力ダイエット総論。

そもそも意志力(ウィルパワー)という考え方は、人間が一日に選択や集中するために使う力は限られている、というところから始まります。生活の中でのすべての選択は、脳の前頭葉という部分が担い、時間が経過するごとに集中力の体力は失われていきます。これは勉強に集中する方法や、仕事の生産性を上げるということにしばしば用いられますが、ダイエットにも応用できます。DaiGoもウィルパワーダイエット、みたいな本を出していた記憶がありますが。とにかく、何をいつ食べるか迷えば迷うほど、食べ物を我慢できなくなる、ということなのです。この「迷い」をなくしていくのが意志力ダイエットなのです。

 

2. 一線を超えると、歯止めが効かなくなるということ。

(1) 衝撃的な実験

食べ過ぎを研究している学者たちが、人間はどのような場合に食べ過ぎるのかを実験するために、多数の人にミルクシェイクを与えた後に、クッキーなどのお菓子を与える実験をしました。名目上はお菓子の味のレビューといって人を集めたので、量に関する実験だということを被験者は知りません。注目するのは食べたクッキーの量です。

 

ミルクシェイクの与えた量でグループを分けます。①全く与えられなかったグループ、②少し与えられたグループ、③多く与えられたグループです。

 

ここからが面白いところです。普通の人たちは、ミルクシェイクを多く飲んだ人の方がお菓子を食べた量は減りました。これはわかりますよね。しかしながら、ダイエット中の人は、ミルクシェイクを多く飲んだ人の方が、お菓子を多く食べたのです。

 

これには教授群も驚きました。この現象は、「逆調節的摂食(カウンター・レギュラトリ・イーティング)」と名付けられましたが、研究室の中では「もうどうでもいい効果」と呼ばれているようです笑。

(2) 実験から分かること

ダイエット中の人は、一日の上限カロリーを決めています。そのため不可抗力によって上限カロリーを超えた日は、その日のダイエットは台無しになったとみなします。そこで彼らは、今日はどっちにしろ台無しなのだから、おなか一杯食べるのを楽しもう、と考えます。よって、タガが外れたように食べ、「おなか一杯になったから食べるのを止める」という合理的な選択を捨ててしまいます。彼らはどんどん自分が何をどれくらい食べたかということについて無関心になり、記録を止めてしまいます。

記録を止めた被験者たちに言えるただ一つのアドヴァイスは、お腹がいっぱいであるという体からのサインを受け止めることだといいますが、これはダイエット中の人たちにとっては期待できないことなのです。

 

3. 意志力を保つためには「食べる」しかない。

ダイエッターは基本的に、決められたルールに従うことが必要となります。つまり、彼らには「忍耐」が必要です。我慢するために必要なのはまぎれもなく意志力であり、意志力を保つには血液中のグルコースを保つ必要があります。つまり、我慢するには、食べるしかないのです笑。これはダイエッターにとっては非常に難しい問題であり、ダイエットが続かない最も大きな理由だということです。研究者はこれを原因と結果の混同だと指摘しています。

4. まとめ&感想。

明確な一線を越えたダイエッターたちは、もう止めようがありません。僕も高校生で部活をやっていたときなんかは、無限に食べられたものです。あれは一種の摂食障害だったのではないかと思われるほどに。もっとも、あのころはダイエットするという概念はありませんでしたが笑。

この本のすごいところは、私たちがなんとなく理解している「ドカ食い」について科学的な根拠や実験をもとに、論理的に解明している点です。このような知識があると、自分が健康的な食事をしなければならなくなったとき、自分を客観的に監視し、暴食に走るということはなくなると思います。

ダイエットするただ一つの方法は、「ダイエットしないこと」なのではないでしょうか。

 

では。